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建物をいっぱいに使って看板をつくる
看板は視認性(お客様の目に入り、確認してもらえるかどうか)が命です。
限られたスペースの中で、大家さんと交渉を重ね、可能な限り看板のスペースを大きく取ることをオススメします。
賃貸店舗などの場合、どうしても「前の入居者」が設置していた看板を「看板のスペース」として考えてしまいがちですが、建物全体を「看板」として活用する発想で、看板スペースをデザインしていきます。
業種を問わず、繁盛している店舗は「看板は看板。建物は建物。」と分離していません。
たとえば、古びた洋館風の建物でレンガの門柱、出窓、ウッドデッキ、ガス灯風ランプ、植樹、花庭のある写真館。
看板らしいものはほとんど見当たりませんが、その建物事態が看板の役割を担っています。
建物が「看板」の役割を果たしていない場合、大小の看板で「建物の看板化」を図る必要があります。
情報量の多さと鮮度の高さを看板で表現する
お客様は、自分の欲しい「良い品が安く、品揃えがよく、親切に相談に乗ってくれる」店舗で買いたいと思うのが当然です。
これは普遍的な原則といっても過言ではありません。
不動産屋を例にすると、
「紹介可能な物件の情報量が多い」=「たくさんの品揃え」
ということが看板をみた人に伝わるよう、どう表現するかは重要なポイントです。
「100000件の物件情報」
「15分間クイック検索」
といったように「たくさんの」「早く」という感覚的な表現よりも、
「100000件」「15分」という具体的な数字を使用した方がその看板を見た人にイメージさせやすいのです。
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